食事管理



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Food Controll
糖質制限の危険性

 現在、糖質を完全カットもしくは超低糖質の食事アプローチによって、短期間で大幅な体重減を達成させ、それによってダイエット成功と謳うジムが数多く存在します。
そのようなジムは、体脂肪そのものを落とすことより『単に体重の落ち幅が大きければ大きいほど成功』といった安易な結論をベースに運営されています。
脂肪のみならず、大切な筋肉や体内の水分までドカンと落し『大幅な体重減をクリアしたからダイエット成功』これではあまりにもナンセンスですし、まさに百害あって一利無しです。信頼できるエビデンスによれば、過度な糖質制限で死亡リスクが二次曲線的に増えることは周知の通りです。

LIVITOでは、体重を減らすダイエットを目的としたアプローチを行う場合であっても糖質はしっかりと摂取して頂きます。効率の良いボディデザイン&ボディメイクを行うためには、糖質の力を侮ってはなりません。

糖質の重要性を大きく簡単にまとめると、

糖質の不足により、筋タンパク質の分解(糖新生)が起こる。
糖質摂取により分泌されるインスリンが筋の発達に重要な役割を果たしている。
トレーニング直後の糖質摂取は、トレーニングで消費された筋グリコーゲンを
  速やかに補充し、筋タンパクの分解を防ぐ。



 このように筋肉を効率よく発達させるために、糖質の摂取は不可欠です。
先にも記したとおり、筋肉というのは簡単に増えないものですから、発達の妨げになるようなことは、できる限り排除してゆかなければなりません。

また、プロポーションを形成する筋肉の発達云々といった面以外でも、人というのは脳が活動するために1日に120~130gの糖が脳で消費されます。また、全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源としても30gほど消費されます。

それら以外にも、スポーツをしたりといった様々な糖質を活動の主原料とした活動を行ったりするので、糖質の摂取量が足りないと糖新生が起こり、自分の筋肉をどんどん削ってエネルギーに変えてしまうことになり、身体の負担が増えるばかりか基礎代謝まで減ってしまいます。

 現在、高齢者の方で、特にスポーツもせず、タンパク質も多く摂る習慣が無い方が、『糖質さえカットすれば、その他は何をどれだけ食べても大丈夫だから!』と言って無茶な糖質制限を行うことで、筋タンパク質の分解が起こり、臓器、皮膚、骨、血液が劣化 (老化)することで、心筋梗塞、筋力低下、骨粗鬆症、動脈硬化、脳卒中などに見舞われるケースが多く発生しています。

●タンパク質は多めに
●脂質に関しては減らすべき脂質、きちんと摂取すべき脂質、それぞれをしっかりと分けてコントロール
●糖質については、そのクライアントの方の年齢、性別、筋肉量、遺伝的体質、生活活動消費レベル、生活習慣等を考慮し、その方に適切な分量を・・

それら各栄養素の細かな内訳に関しては、皆十人十色。
その方に応じた適切な分量を、それぞれ完全オーダーメイドで処方致しております。


リバウンドしないダイエットは存在しない

 ダイエット後のリバウンドに関して厳密に言ってしまえば、この世の中に『リバウンドの絶対しないダイエット』、などというものは存在しません。

リバウンドする人、リバウンドしない人、その決定的な違いとは、トレーニングメソッドや食事法に問題があるのではなく、その人の生活習慣にあります。
『人間のカラダは生モノ』ですから、一旦作り上げた肉体が、何もしなくても維持され続けるということはありません。
『適切なアプローチをし続ける限り、リバウンドはしない』、これが真実です。
では、『どうしたら、適切なアプローチをし続けることができるのか?』これについては、『自身の肉体に対して、どれだけ愛着を持てているか?』に左右されます。

『以前と比べ、本当に健康になれた』、
『以前と比べ、見違えるように素敵なカラダに変われた』

このように、ある一定期間パーソナルトレーニングを受けることによって、自身が心から、『健康的に、美しく、変われた』と実感されている方は、間違い無く今ある現在を崩さないよう細心の注意を払うようになります。

『価値あるものだから、大切にしたい・・』
人は誰でもそう思います。

『さして健康になった実感もない・・』、
『美しく生まれ変わったカラダになったとも思えない・・』
このような中途半端な状態であっては、細心の注意を払い続けようとは、誰も思いません。

だからこそLIVITOは徹底的に成果に拘ります。
お客様が自らの身体に心から愛着を持ち大切にしたいと感じられる様に。
肉体は、その人のライフスタイルを映す鏡です。
トレーニングを単なる一過性のものとして終わらせず、ライフワークと呼べるレベルにまで引き上げることこれがライフタイム・フィットネスLIVITOの使命です。